未払い賃金が振り込まれた!

やっと未払い金を勝ち取ったぞ~!!

ということで、201X年某月某日、会社に対して請求していた未払い賃金が、私の口座へ振り込まれました。

弁護士へ相談し正式に契約してからおよそ6ヶ月。

内容証明の送付に始まり、会社への請求と交渉、会社側の弁護士との交渉、和解の合意、入金に至るまで、全て私が依頼した弁護士が行い、懸念していた会社と直接交渉や揉め事など一切なく、無事解決に至りました。
もちろん会社側の人と全く顔を合わさずに、です。

具体的な流れとしては、

「○月○日に内容証明を送付しました。」
とか、

「相手側の弁護士から○○と言う内容で交渉がありましたがどうされます?」
といったなにかしらの進展があった時に、弁護士から連絡が入り返答するといった感じで進んでいき、必要なら証拠となる資料を郵送するくらいで、担当の弁護士とすら顔を合わせずに済んでしまいそうな状況でした。

未払い賃金の請求をしようと仲間で話し合った時、弁護士を介さず個人で提訴しようと言う意見も出ましたが、証拠集めや請求額の計算や交渉などの労力を考えると弁護士に依頼してよかったと思います。

期間についても本音で言えば長かったように感じましたが、弁護士曰く

「今回の事案は論点が明白であり、会社側に反論の余地がなかったので和解という結果になりました。しかし、これが裁判になれば、更に長期化していたでしょう。」

とのことです。

事実、私と他数名以外の同僚の請求については、会社側が反論してきて、裁判に持ち込む手筈となりました。

反論の主旨や詳細はここでは伏せますが、おそらく長期化するのではないか、との弁護士の見解です。

これも弁護士という専門家が居ての見解であり、ずぶの素人が個人で提訴していたら最悪の場合敗訴の可能性もあったことでしょう。

ともかく今回、私たちの主張は一部とはいえ、認めさせることが出来ました。

ブラックな会社のブラックな経営者に対して、正しい法律知識によって対抗し、人としての権利を認めさせたことは大きな励みになったように思えます。

協力してくれた同僚や弁護士先生達に感謝するとともに、このような経験をさせてくれたブラック会社にも嫌味ではなく、

「いい経験が出来たよ。ありがとう!」

とお礼を述べてこの記事を〆ます。


 

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